Hamilton ハミルトン プロセス分析用センサー Conductivity（電気伝導度）センサー｜株式会社セントラル科学貿易

   

電気伝導度は、様々なプロセスにおける液体の特性評価に重要です。水溶液では、溶解した酸、塩基、又は、塩が正の陽イオンと負の陰イオンに分解されることにより、導電性が生じます。極僅かなH3O+とOH-を除いてイオンが存在しない超純水では、電気伝導度は非常に低くなります。この水の固有の電気伝導度は、スケールの下限を表します。

電気伝導度は、2個、又は、4個の電極で構成される測定セルに交流電圧を印加したときの抵抗率測定によって決定されます。電気伝導度セルの形状を補正するために、セル定数が使用されます。この定数は既知であるか、電気伝導度標準液によって決定されます。

電気伝導度は電気抵抗率の逆数であり、電流を伝導する材料の能力を測定します。その SI 単位は、1 メートルあたりのシーメンス (S/m) です。電気伝導度の測定では、μS/cm、又は、mS/cmを使用するのが一般的です。

アプリケーション
超純水、注射用水、純水 

Conducell UPW センサーは、導電率が非常に低い液体 (超純水、純水、注射用水など) での使用向けに設計されており、特に製薬および化学産業で使用されます。
1.5Sヘルール、PG 13.5 などのさまざまなプロセス接続で利用できます。

アプリケーション
CIP水、溶液調整

Conducell 4UxFセンサーは、衛生的なアプリケーションでの測定に適しています。センサー本体の接液部材質はPEEKで、簡単に洗浄でき、CIP 洗浄とオートクレーブに耐えることができます。センサーは、広い測定範囲にわたって非常に優れた直線性を示します。
ステンレス鋼電極を備えた Conducell 4USF が最も一般的です。このセンサーは、バイオ医薬品、水、または食品業界のさまざまなアプリケーションに適しています。細胞培養の下流プロセスで採用されているフローセルに適した長さに設計されています。

アプリケーション
発酵、化学工業

Conducell 4USセンサーは、ヘルールやG1 1/4"等のさまざまなプロセス接続用に設計されています。センサーは、広範囲の導電率にわたって非常に優れた直線性を示します。
蒸気滅菌、オートクレーブ、CIP 洗浄に適しています。