製品情報｜株式会社セントラル科学貿易

Unisense Environment A/S社は，産業用アプリケーションのセンサー技術に重点を置いて2013年に設立されました。堅牢で正確なセンサーシステムからのデータキャプチャは，第4次産業革命の実現において中心的な役割を果たします。シームレスなオンライン測定とプロセス管理を可能にすることが私たちのビジョンです。

Unisense Environment A/S社は，マイクロセンサーの世界有数のメーカーであるUnisense A/S社の同門です。

亜酸化窒素(N2O)排出による環境への影響を低減するアクティブな制御戦略を実行するには，堅牢で信頼性の高いリアルタイムのN2O測定が必要とされます。

  ・廃水処理プラント用N2O測定システムは，バルク水中の溶存N2Oを直接測定する世界で唯一のセンサーシステムです。
  ・廃水処理プラント用N2Oセンサーは，オンライン監視と排出制御のため，24時間年中無休でリアルタイムに動作します。
  ・廃水処理プラント用N2O測定システムは，N2Oの生成と排出につながる生物学的プロセスを理解するための貴重なツールです。

今日の省エネルギーとコスト削減の焦点は，主に曝気を最小限に抑えることによって行われます。これによりN2Oの生成と排出の増加につながることは文書で十分に裏付けられており，したがってそれは正しい戦略ではありません。廃水処理プラント用N2O測定システムを利用することで，曝気の節約とN2Oの生産のバランスをとることで，文書化された環境へのプラスの影響と併せてエネルギーの節約が可能になります。

データの分析と解釈，およびアクティブな制御戦略の提案については，Unisense Environment社は専門家によるコンサルティングを提供しています。

「私たちのアクティブな廃水処理プラント用N2Oセンサーが洗浄を必要としないことに私は非常に驚いています。各検査で，センサーヘッドはきれいで，タンクに戻すことができました。センサーで行った唯一の作業は，キャリブレーションの約10分です。センサーは，私たちが持っているすべてのセンサーの中で最も安定した信号を提供し，キャリブレーションが推奨よりも長い間隔でも，私たちが経験するドリフトはごくわずかです。」 VCS(VandCenter Syd)のチームリーダー，Lise Havsteen氏。

廃水処理プラント用N2Oセンサーは，活性汚泥に直接配置され，硝化プロセスと脱窒プロセスの両方でN2Oの生成を測定します。センサーの防水ケーシングは，水に直接ぶら下がって流れに合わせて自由に移動できるようにするか，所定の位置に固定するかを選択することができます。温度センサーを内蔵したN2Oセンサーは，正規化後のデータを提供します。
N2Oセンサーからの信号は，4~20mAの信号を介して廃水処理プラント用N2OコントローラーからSCADAまたはPLCシステムに送信されます。または，後にUSBメモリスティックにダウンロードするために廃水処理プラント用N2Oコントローラに直接記録することもできます。

センサーのガラスチップは，水の流れによって生じる摩擦力によって清潔に保たれ，N2Oセンサーの清掃やサービスが必要になることはめったにありません。
N2Oセンサーの設置後，2点校正が必要です。これはN2Oキャリブレーションキットのマニュアルに記載されている手順に従って行います。メンテナンスの実行は，隔月の再校正になります。

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