コロニーカウンター ProtoCOL3 アプリケーション
酵素基質培地(Chromogenic Media)
酵素基質培地(Chromogenic Media)
酵素基質培地(Chromogenic Media)とは?
酵素基質培地には選択剤と特異酵素基質が含まれており、標的細菌と共に培養をすると異なる色を生成します。
培地中の発色基質は目的の細菌によって生成された特定の酵素と反応し、発色コロニーを形成します。
これにより、細菌の識別がより簡単・迅速・正確となります。
培地中の発色基質は目的の細菌によって生成された特定の酵素と反応し、発色コロニーを形成します。
これにより、細菌の識別がより簡単・迅速・正確となります。
ProtoCOL3・Protos3による自動測定
ProtoCOL 3のオプション、もしくはProtos3に標準搭載の機能を用いて酵素基質培地への測定に対応する事ができます。「CHROMagar」・「E&O」・「Hardy Diagnostics」・「Lab M」・「Liofilchem」・「Merck」社などの大手メーカーとの協力により、酵素基質培地の画像に対して広範な参照ライブラリがProtoCOL3・Protos3には備わっています。
図1. 培地とメーカーを選択するソフトウェア画面例
ProtoCOL3・Protos3は色識別機能に基づいて、プレートの画像をメーカーのポジティブコントロールされた画像と比較します。 メーカーと培地の名前が選択されるとソフトウェアは数秒でプレート画像を分析し、微生物が検出された or 検出されなかった結果を表示します。
図2. 「E&O」社の「Colorex™Candida」酵素基質培地プレートのProtoCOL 3による分析前後の画像例
ProtoCOL3のコンプライアンス対応
測定データはトレーサビリティのために安全なSQLデータベースに保存され、スプレッドシート(Excel / Open Office)、PDFまたはLIMSに転送できます。
手動での入力ミスやデータ転送エラーの心配がなくなり、追跡可能な一貫した結果データが生成されます。
手動での入力ミスやデータ転送エラーの心配がなくなり、追跡可能な一貫した結果データが生成されます。
図3. ProtoCOL3ソフトウェアによる測定結果のタブ例
ソフトウェアはGLPおよびGDPに準拠しており、21 CFR Part11環境下で使用する事ができます。
これには、ユーザーアクセスレベルと、ユーザーのログインおよびログアウト履歴を含む完全な監査証跡が含まれます。
これらのアーカイブされた結果は、規制当局による監査用のレポートの生成に適しているため、高度に規制された微生物学の研究所における使用にも適しています。
これには、ユーザーアクセスレベルと、ユーザーのログインおよびログアウト履歴を含む完全な監査証跡が含まれます。
これらのアーカイブされた結果は、規制当局による監査用のレポートの生成に適しているため、高度に規制された微生物学の研究所における使用にも適しています。
図4. PDFレポート例
メーカーであるSynbiosisは、ユーザーが最新の機能と最新のEUCAST/CLSIガイドラインにアクセスできるようにするために、年2回のソフトウェアアップのグレードを無料で提供しています。