NanoTemper MST|株式会社セントラル科学貿易

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生体分子間相互作用解析装置

NanoTemper MST

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マイクロスケール熱泳動(MST: MicroScale Thermophoresis)
ナノテンパー社の技術
MST(マイクロスケール熱泳動)は
生体分子間相互作用を定量する簡便迅速で精密な方法です。
顕微鏡的な温度勾配に沿った分子移動を測定し分子の水和殻、荷電およびサイズの変化を検出します。
MSTの魅力をご堪能ください。

特長

アッセイを迅速に最適化:
サンプル品質を瞬時に判定改善します

以前には測定不能だった標的を測定:
極微量で影響を受けやすいサンプルでも使えます

天然に近い状態からの利点:
あらゆるバッファおよびバイオ液体(細胞溶解液、血清)中で解析– 固定化なしで、そして、ラベルなしでも

研究効率を改善:
完全な、使い易さ、精製不要測定および保守停止期間の排除

研究対象の融通性:
イオンからリボソームまでのあらゆる分子量について、pMからmMまでの Kd を測定

NanoTemper MSTは微細領域に赤外レーザーを照射することで温度勾配を発生させ、それによるMicroscale Thermophoresis(MST) によって、分子の大きさ、水和シェルの変化などを検出します。分子の固定化は不要で様々な生物由来の液体試料中で、液中でネイティブに近い条件の下での生体分子間相互作用を簡便に測定することが可能な、画期的なシステムです。

image生体分子の1次~3次構造および(または)4次構造の変化による水和シェルのわずかな変化も、このMST、“温度泳動的”な移動に影響を及ぼすため、これを利用して分子間結合のアフィニティーや酵素活性を高い精度と感度で測定できます。

用途

NanoTemper Technologies社のユニークなMST技術には以下の用途があります。

・ 生物由来の液体試料における生体分子のアフィニティー(KD:解離定数)の直接測定
・ 生体分子に対する血清、細胞可溶化物など生物由来の液体試料が与える影響の研究
・ 分子が重合、凝集する条件の検討
・ 膜結合性タンパク質の、細胞膜上での結合の直接測定
・ 多成分連結反応(Multi-component reactions)や酵素活性を含む生化学的画分の研究
・ 蛍光標識競合物質を用いたスクリーニング(MST競合法)
・ 対象物質の異なる部位への結合の区別
・ 酵素カイネティクス(Vmax、kcat)の研究
・ ストイキオメトリーの研究と分子中の結合部位数の決定
・ 結合エネルギー(ΔG:自由エネルギー、ΔH:エンタルピー、ΔS:エントロピー)の研究
・ 直接法または競合法による阻害剤アフィニティー(Ki)の研究

ラインナップ

Monolith NT.115

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1 nM から mM までの親和性を固定化なしで。
広い応用範囲。
バッファ非依存性: 血清や細胞溶解液でも。
精製なしでも: 蛍光融合タンパク質で。 

Monolith NT.115 Pico

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1 pM から mMまでの親和性を固定化なしで。
広い応用範囲。
バッファ非依存性: 血清や細胞溶解液でも。
精製なしでも: 蛍光融合タンパク質で。

Monolith NT.LabelFree

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10nM から mMまでの親和性を固定化なしで。
ラベル化なし:固有自家蛍光の利用で。
バッファ非依存性
純粋なサンプルが必要。

Monolith NT.Automated (モノリスNT. 自動化対応モデル)

自動化モデル Monolith NT.Automated (G011) はモノリス・シリーズの確立された機能性を保ちながら、それでいて、96サンプルの一斉測定を可能にしています。
このシステムは液体操作プラットフォームとの統合もできます(G011R)。
本装置の高められたスループットは、あらゆるモノリス検出システム(Nano, Pico および LabelFree 検出器)から自由に選択できる2種類の異なった検出器を組み合わせて装備できることで高い融通性と結びついています。

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